結論:この文章もAIを使って書いています。
着想の壁打ち、自分のメモの整理、構成、下書き、公開前の確認まで使っています。
そのうえで、内容を確かめて公開を決めているのは私です。
なぜわざわざ、こんなことを書く?
2026年8月、Anthropic社が、AIの出力に印を入れる(いわゆる「透かし」)と発表しました。
公式の説明によると、この「透かし」が示すのは「Claudeが処理した可能性がある」というところまで。
「Claudeが原著者とは限らない」とされています。校正や翻訳にも使われますから。
だから、あとでAI判定される可能性があります。
それがわかってから公表するより、先にお知らせしておくほうがいいかなと思いました。
あいさつ文を起草していた頃の話
サラリーマン時代、来賓として呼ばれた組織の代表者のあいさつ文や、様々な機関紙や記念誌などの祝辞を起草する仕事をよくやっていました。
最初の文章を書いたのは私です。そして上長など中間決裁者が手を加える場合もあります。
そして最終的な決裁の後、その場で言葉を発するのは代表者です。紙面に顔写真入りで登場するのは代表者です。
それは、まぎれもなく代表者のあいさつということになります。
原稿に手が入ることもあれば、そのまま通ることもありました。
どちらであっても、出た言葉の責任は最終的な決裁をした人が負います。
起草するのが人からAIに変わって、この構造は何か変わるでしょうか。
会社としての価値観や目的を理解したAIが起草することと、組織の一員である従業員が起草すること。
私はそこに違いはないんじゃないかなと思っています。
AIに何をさせて、何をさせていないか
使っているところ
- 考えの壁打ち(言いたいことがぼんやりしている段階)
- 自分のメモの整理と、構成づくり
- 下書き
- 誤字と、書いた事実が合っているかの確認
- 法令まわりの点検
- アイキャッチなど画像の生成
変わらないところ
- 何を書くかを決めるのは私です
- 事実かどうかの確認も私です
- 体験や考えも私のものです
- 公開のボタンを押すのも私です
数字や実績は、自分が実際に見たもの、確認したものだけを書いています。
「透かし」を消すつもりはあるか
仮に「透かし」が入ったとしても、消すつもりはありません。
例えばこれをChatGPTを使って痕跡を消すことにしても、いずれChatGPTは別の「透かし」を残すことになるかもしれません。
他のAIに乗り換えても一緒です。なぜなら、今回「透かし」が入るのは、EUの規制に対応したもので、特定のAIモデルに限ったことではないからです。
どこまでいってもいたちごっこです。
そして、そもそも、「透かし」を消すためにAIを動かすというのは、貴重な電力と計算資源の使い道として本筋から外れているかなと思います。
さいごに
出せないまま持っている知見は、存在しないのと一緒だと思っています。
なのに、自分の手だけで出せる量には限りがあります。
文章を書くのも苦手です。
それならAIの力を借りてでも出していくほうが、よっぽどいい。そんなふうに考えています。
参考:How Claude marks AI-generated content(Anthropic・2026年8月時点)
最終更新:2026年8月13日

